#30 時間の浪費は予知予防できる

今日の自問は
「この『時間が無駄になった』混乱は、前にも起こったことに似ていないか?」
です。

「毎年、この時期になると、あれこれと議論検討が必要になり、対応も遅れ、現場が混乱する」
というような事は、発生すると「去年の同じ時期にも、この事でイライラしたな」と思い出したりします。
一年に一度なので、その時期が過ぎると安心感からすっかり忘れてしまうことも。

こういった事に対応するのは時間も浪費につながりますし、対応する際の精神的負担も生まれます。心のダメージです。

同じことで再び混乱が起きないように、イライラしないように、この種のことは未然に対応ができます。
仕組みやルールにしたがって事務的に処理できるように準備しておけば大丈夫です。
「こうなったら、こうする」という決まりや公式を作っておけば、同じことが起きても、その決まりや公式に沿って対応して処理していくだけです。

「備品は、残り〇枚になったら注文する」というようなものや、
「毎年〇月には、ここの確認を行う」というようものも、あり。
うちでは、小さなことですが、「この領収書を使った人は買いに行く」と、冊子型の領収書の1ページに付箋をつけています。
収入印紙の買い忘れほど「なんで、いま、無いんだ!」と慌てることは無いです。必要なとき=使う時、になってしまうので。

システムに欠陥があったり、先見性が無いことで発生する時間の浪費は、未然に防いで対応できると、全体的な生産性も上がります。

#写真撮影協力 魚卓様

繰り返し起こる混乱は予知できる。したがって、予防するか、事務的に処理できる日常の仕事にルーティン化しなければならない。ルーティン化とは、判断力のない未熟練の人でも天才を必要とする仕事を処理できるようにすることである。経験から学んだことを体系的かつ段階的プロセスにまとめることである。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」