Vol.289 その人事が正しかったのか?が分かる問い

茅ヶ崎の厳島神社も桜がキレイ

本日は

#289 人事が正しかったかがわかるのは

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

人を選んだからといって、人事のプロセスが終わったわけではない。三か月後に二幕目がある。マリー・アンを呼び、「三か月経った。これから何をやるつもりか書き出してください」という。彼女が何を書き出すかによって人事が正しかったかどうかがわかる。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 行った人事が果たして正しいものだったのかどうか。間違いはあるので、すべてに相応しい人を選出することは難しいかもしれませんが、認識は持っておきたいです。後々の対応策にも影響します。

 ここでは、三か月が経った時点で当事者に「これから何を行うつもりか」を問うとされています。「何が分かったか」「何が分からなかったか」など他に聴くこともあるかもしれませんが、これからのことを重ねて問います。

 人事は成果に焦点を合わせて行われました。当事者が「これから」行う事柄は、成果に結びつくものかもしれませんし、全く関係のないことかもしれません。当事者自身が貢献に焦点を合わせられているかがわかりますし、成果に結びつく人事が行われたかどうかも、わかります。