Vol.144 組織に答えを求めない 自分のやりたいことを行うのでもない
本日は
#144 その貢献は「貢献したいこと」になっていないか
というテーマについて考えてみます。
さすがに「それは、やらない方がいいような事だよ」というほどの、貢献とかけ離れた行動をすることは無いにしても、「それって、今、やること、かな?」というような事を行っていることは、往々にしてありそうな気もします。。。。。
それは、シンプルに言うと「貢献すべきこと、ではあるけれども、その中で第一順位の『貢献すべき』こととは言えない状態」かもしれません。
自分が考えて編み出したことって、「やりたい」気もちが他のことよりも大きくないですか。「貢献したい」ことになっている可能性を示唆。。。。
「貢献に焦点を合わせる」という言葉で自分に記憶するのも良いですが、「なされるべき事は何か」という問の形式で自分に根づかせておくと、「貢献したい」に引きずられる可能性も少しは減るかもしれません。
自らの果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる。問題は、何に貢献したいと思うかではない。何に貢献せよと言われたからでもない。何に貢献すべきかである。
P.F.ドラッカー 「明日を支配するもの」