Vol.101 特殊な問題も後からみたら一般的な問題の第一号
おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
本日、ご紹介するマネジメント視点からの自分分析の質問は
#101 この特殊な問題は、今回だけの問題だろうか。今回を乗り切ればなんとかなることだろうか。
です。
さっそく自分も答えて行きますね。
今までに経験したことのない問題に向き合わなければならないことってありますね。一大事ですから、最善を尽くそうと対応します。解決方法を探します。
それにより、どうにかその場を切り抜けました。良かったと一安心します。ですが、数年後や数十年後か、はたまた半年後か分かりませんが、再び、似ているような、でも違うような別の問題に見舞われることがあります。
それは、今回限りの特殊な問題として捉えており、その場を切り抜ければどうにかなると思っていたけれど、問題の本質は全く別のところに合った、ということにつながります。
何の理由も分からずに売上が減り始めている時、値下げのセールなどを行えば、いったん客足は戻るかもしれません。ですが、そもそも、顧客のニーズが別の物に変わってしまっていたとしたらば?いくら値下げをしても顧客は元のようには帰ってきません。値下げではなく、新しい顧客価値の創造が必要になります。
だいたいが一般的な問題である。ここからスタートしようと改めて思わされ、ハッとしました!
今日は
#101 この特殊な問題は、今回だけの問題だろうか。今回を乗り切ればなんとかなることだろうか。
というDMから、自分も考えてみました。
みなさんは、いかがですか。
もし万一問題が本当に特殊なものであることが明らかになった場合でさえ、それが新しい基本的な問題の前触れではないか、そしてその特殊に見える問題もやがては一般的な問題の第一号になるのではないかと疑わなければならない。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」