Vol.452 昔から有している知識と新しく取得する知識
本日は
#452 「知識が事業である」ということの意味
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
重要なことは知識の明確な再定義である。さもなければ、昔からの知識のうち新しい市場に適用できるものまで利用し損なうということがありうる。そしてその結果、現在のリーダーシップを捨てることになるかもしれない。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p169~
知識とは、「知っているか否か」の意味では無く、「できるかできないか=能力」のことですが、その能力を新しいものに刷新していく必要があるのか、はたまた活かし方を別のアウトプットに変えていくのか、2つの方向性があります。
能力を身につける、欠けているものを身につける、という方向性ももちろんあります。時代の変化が激しい現代では一つの知識のみでは事業活動が難しくなります。その点、重要な新しい知識の習得は必要です。
一方で、現在の中核的な知識を向上させる方向もあります。
大事なことは、新しくプラスするか、現状を磨くか、いずれにしても、「わたし達の組織に特有の能力は〇〇である」と定義づけできることです。能力が身につくには時間がかかりますし、気づいたら身についていたというものでもありません。
今日は、われわれの知識は何であるとこれから定義づけていくか、全体で話し合ってみる日です。