Vol.442 知識が知識であり続けるために
本日は
#442 会社として知識を承継させているか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
知識は、陸上競技の世界記録に似ている。(中略)ある人間にできたことはほかの人間にも必ずできる。そしてこのことは特に卓越性についていえる
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p157~
陸上長距離を応援していますが、チーム内のある選手が良い記録を出すと、別の選手や別チームの選手も、牽引されるかのように、更に良い記録を出すというのは、見ていてもあることです。
知識も同じように考えられます。
同じ会社内であれば、永遠に働ける人はいないので、別の人=会社の知識として、承継されることが必要です。そうでなければ、別の会社にとって変わられることは十分にありえます。
知識は人の頭脳と技能に存在します。そのため、「その人しかできない」と思われがちなおものも、「ほかの人にもできる」と言えます。
今日は、ほかの人もできるようになるには、何が必要か、あるいは、自社もできるようになるには、何が必要か、を検討してみる日です。