Vol.183 手柄を一人占めするリーダーに人はついていかない

本日は

#183 手柄を一人占めし、部下を悪く言うリーダーの末路

というテーマについて考えてみます。


 リーダー自身も上司や周りから褒められたい部分があるでしょうし(そういった感情が全くない人もいると思いますが)、となれば、チームであげた成果を「自分、やりました」と手柄のように自慢したくなるのでは?

 自慢したくならない、ことに自信は持てません、自分は。SNS等で「できました!」と言いたい気もちを「それは違うだろう」と抑えていそうなのが、自分の姿。

 改めて、リーダーは真摯さを問われますね。してはならないことがたくさん。

 では、何をするべきか?

 基本的なことは、「仕事の下に自分を置く」こと。なされるべきことを考えている姿勢です。「仕事の下に自分を置いているか?」と自分に問いを立てる習慣を持とうと思います。

有能なリーダーがいた。しかし一度でも一緒に働いた者は再び一緒に働こうとはしなかった。彼は人の弱みばかり気にするたちだった。部下の一人として昇進させることができず、褒めることもできなかった。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」