Vol.184 報酬ではなく仕事に喜びを見出す人たち

本日は

#184 スタッフが仕事そのものに喜びを見出すとしたら

というテーマについて考えてみます。


 仕事は生活の糧を得る場ととらえると、報酬を受け取ることができるのは喜びです。その喜びの対象は、仕事のそのものというよりも、報酬の量や大きさ、に対して及んでいる部分が多いかもしれません。

 一方で、ボランティアとして働く場合、何に喜びを感じているか。気の合う仲間と一緒に何かをできることに喜びを感じている場合もあります。自分の経験上のお話しですが。

 仕事のそのものに喜びを見出すとしたら?ボランティアで任される仕事が大変だったら、どうだろう。「タダなのにな」と思う部分がゼロでは無いかもしれませんが、大変だからこそ、やり遂げた後の喜びは大きそうです。自分がもともとできなない事であったため、事前に練習をして臨んだり。

 となると、人は金銭的な喜びとは別に、高い基準に向かって、自己研鑽することに、喜びを感じるのかもしれませんね。人間って、いい存在だな、と思いました。

ボランティアとは、報酬ではなく仕事に喜びを見出すという種類の仕事のプロなのですから。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」