Vol.106 意思決定できたことに満足して終わるなかれ

 

おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
自作した「マネジメントの問い」を当事者である自分自身に投げかけて、
事業、仕事、自分自身のマネジメントに日々取り組んでいます。

本日のテーマは

#106 誰がこの意思決定を知らなければならないか

です。
さっそく自分の場合を答えて行きたいと思います。


 大事なことを決めたのに、伝えておかなければならなかったあの人に誰も伝えていなかったため、意思決定が行動にうつされた時に失敗してしまった、なんて経験は、意外にあるもので。

 「なんで、あの人に言わなかったの!」と周りから非難ごうごうです。

 このとき、なぜ、そうなってしまったのだろう?と改めて考えると。。。。
〇「いい意思決定ができたみたい」と自分に満足してしまっていた
〇成果のことを考えていなかった(考えていない)
〇決定することで精いっぱい、

などの理由が考えられますが、自分の場合は、満足してしまって、成果に焦点を合わせていなかったから、「あの人に伝える」というプロセスを思いついていなかった、という場合が思い浮かびました。みなさんは、どうでしょうかね。

 成果に焦点を合わせる、自分の努力ではなく「なされるべきこと」に焦点を合わせると、自然に「あの人に伝える必要があるな」と思いそうな気がしますが、それができないのは、「なされるべきこと」への取り組みが甘いのかもしれませんね。貢献にも通じます。

 みなさんはいかがでしたか。意思決定はゴールではなくスタートです。その後の人たちへの配慮が必要。

今日は 

#106 誰がこの意思決定を知らなければならないか

という質問から、自分も考えてみました。
みなさんは、いかがですか。
では、今日もよい一日を。

決定を行動に移すには「誰がこの意思決定を知らなければならないか」(中略)を問う必要がある。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」