Vol.112 仮説の検証のために必要な検討事項

 

おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
自作した「マネジメントの問い」を当事者である自分自身に投げかけて、
事業、仕事、自分自身のマネジメントに日々取り組んでいます。

本日のテーマは

#112 探すべきもの、調べるべきもの、検証すべきものは何か。その意見によって、いかなる事実が予想されるか、いかなる事実を探すべきか。

です。
#111から続いています。さっそく自分の場合を答えて行きたいと思います。#111から続いています。
みなさんも、考えてみてくださいね。


 意思決定が難しいな、と思わされるのは、この辺りの内容の検討が漏れてしまうからかもしれません。探すもの、調べるもの、検証するもの、の検討漏れは、仮設である意見への評価を全く反対のものに変えてしまう可能性があります。ここは気をつけなければなるまいと、身が引き締まりますね。

 調べるとなると自分達だけの知識では足りず、専門家の知恵を借りなければならない場面も出て来ます。となると時間もそれなりにかかります。専門家からのアドバイスをもらっても、それはあくまでも判断材料であって、検証は自分達が主体となって行うとなると、冷静さが必要です。

 これは、急いでしまう場面ではできない感じがしますね。「早く決定しようとしない」というテーマがこれまでもあったかと思いますが、意思決定は、そのための事前の過程が本当に大事ですね。早くなんてできない感じがして、ちょっと耳が痛いです。

今日は 

#112 探すべきもの、調べるべきもの、検証すべきものは何か。その意見によって、いかなる事実が予想されるか、いかなる事実を探すべきか。

という質問から、自分も考えてみました。
今日も、よい一日になりますように。

意見を表明した後、(中略)同時に、探すべきもの、調べるべきもの、検証すべきものが何であるかを徹底的に考え明らかにする習慣を身につけなければならない。そして意見を表明する者に対しては、それによっていかなる事実が予想されるか、いかなる事実を探すべきかを明らかにする責任を負うよう求めなければならない。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」