Vol.84 集中の観点から見る、成果のあがらない人の3つの特徴 その2
MP#84 急ごうとしていないか。なすべきことは十分にできているか。
必要な時間を少なく見積もっていると、予想外に時間がかかり遅れた分を取り戻そうと、急ごうとします。時間を少なく見積もっていなくとも、「かかる時間は少ない方がいい」と思って、急ごうとするかもしれません。時間は限りある資源なのは変えられない事実なので、この辺りは本当に難しいですね。浪費は良くないけれども、急ごうとするのも辞めるのは難しいように感じました。
急ごうとして手痛い失敗をしたり、急ごうとしてしまって結果いつもうまく行かないことに気づいたらば、懲りて「急ぐのはやめよう」と思えるのかもしれませんね。耳が痛い話しですが、まさに自分がそうです。
組織の外の世界に変化をもたらすとしたら、それ相応の準備や取り組みが組織の側に必要です。また、顧客という一人の人の内面の気持ちが、そう短時間で変わるものとは思えません。これが社会となると、さらにそうです。社会が変わるっていうのは、数時間や数日、数か月の話しでは無いはずです。わたし達自身の「急ごうとしてしまう」スタンスを変えることが必要と思わされます。
一度失われた時間は戻って来ません。急ごうとしたのに、その時間を無駄にしてしまった時のダメージは大きいです。ゆっくり進むことを心掛けようと思います。
今日は
#84 急ごうとしていないか。なすべきことは十分にできているか。
というMPから、自分も考えてみました。
今日もよい一日にしていきます☀ ありがとうございます☀
成果のあがらない人は(中略)第二に、急ごうとする。そのためにさらに遅れる。成果をあげる者は時間と競争しない。ゆっくり進む。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」