Vol.109 意思決定した後の社会の変化にどう向き合うか 

 

おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
自作した「マネジメントの問い」を当事者である自分自身に投げかけて、
事業、仕事、自分自身のマネジメントに日々取り組んでいます。

本日のテーマは

#109 その意思決定の前提となったことは陳腐化していないか。自分で確かめにいっているか。

です。
さっそく自分の場合を答えて行きたいと思います。


 意思決定には力を使う。そう構えると、一度下した決定を、そのまま遂行したくなりますが、そうも言っていられない状況は当たり前におこります。それは、外的な社会変化を受ける場合など、自分達自身の力ではどうにもならないことが原因の場合があります。

 意思決定は行動に移されて、それらの影響が出始めている現場に自分から出向いて現状を見に行く必要があります。決めたことが行われているかの状況確認のためだけではなく、組織の外の世界たる顧客の反応や社員の仕事ぶりなど、様々なことが現場からフィードバックを得られるからです。意思決定から時間が経っていれば、前提が以前と変わっていて、今となっては的外れな意思決定になっているかもしれません。

 自分の足で確かめに行けば陳腐化の兆しで間に合うかもしれませんが、人任せにしていたら、きづいたら本当に陳腐化しているかもしれません。

今日は 

#109 その意思決定の前提となったことは陳腐化していないか。自分で確かめにいっているか。

という質問から、自分も考えてみました。
では、今日もよい一日を。

自ら出掛け確かめることは、決定の前提となっていたものが有効か、それとも陳腐化しており決定そのものを再検討する必要があるかどうか知るための、唯一ではなく最善の方法である。われわれは意思決定の前提というものが、遅かれ早かれ必ず陳腐化することを知らなければならない。現実は長い間変化しないでいられるものではない。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」