Vol.85 集中の観点から見る、成果のあがらない人の3つの特徴 その3
料理をするガスコンロが、一口だと一つのお鍋しかかけらませんが、三口あると、最大で三つのお鍋やフライパンなどに同時に火をかけることができます。
このとき、3つのお鍋で、それぞれに、同時に少しずつ、調理を進めて行くのは、結構大変です。
一つ目のコンロでは煮物をつくり、二つ目のコンロでは炒め物をつくり、三つ目のコンロではスープをつくる、というようなとき、「あとは火にかけて15分待てばいい」というような場合は別ですが、ちょこちょことお鍋の状態を見たり、別の料理の具材を切る工程が終わっていなかったり、材料が一部冷蔵庫から取り出されていなかったり。。。同時に3つの料理を作るのは、慣れない人には慌ててしまい、結果、どれも上手につくることができません。
このとき、実際のガスコンロはガスが途中で止まってしまうことはありませんが、一日に使用できるガスの量に限りがあったとしたら。
ガス=時間、と考えると、同時にいくつものことを進行するのがいかに成果から遠ざかるか分かりやすいです。あれこれを同時に進めようと欲張っても、イイことは無さそうです。
今日は
#85 いくつものことを同時進行していないか。
というMPから、自分も考えてみました。
今日もよい一日にしていきます☀ ありがとうございます☀
成果のあがらない人は(中略)第三に、同時にいくつかのことをする。そのため手がけている仕事のどれ一つにもまとまった時間を割けない。いずれか一つが問題にぶつかるとすべてがストップする。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」