Vol.495 企業内部に事業機会をみつける

本日は
#495 すでに起こった未来を発見するべき時期
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
競争相手が、達成された目的をさらに達成すべく相も変わらず同じ努力をしているとき、目的が達成されたことを認識し努力の方向を転換した企業が、明日のリーダーシップを握る。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p241~
新たな事業機会は、これまで目指していた目的や目標が達成された時こそ、見つけることができます。目的が達成されたということは、顧客にとっては新たな別の欲求やニーズが生まれて行く段階にあるからです。
ですが、企業内部では、このように考えることが難しい場合があります。よくできるようになった物は、更に良くできるようになりたいと進める可能性があるからです。新たな方向性を探りたい者もいれば、現状を更に良くしたい者もおり、両者の間に摩擦が生まれている可能性があります。このような時こそ、新たな事業機会を捉えるチャンスです。
今日は、新しい職や部門を置こうとして組織内部に摩擦が生じないか、その摩擦の出所を観察してみる日です。