Vol.352 自分のこだわりが全体のためにならないこともある

本日は

#352 チームで働くために、執着を手放せるか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

女性は、特に医療の世界での女性は、チームで働けることが武器になると思います。全体のために自分のもっているものを手放す。人を助けるために部署や担当まで手放す。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 参照文は病院で看護師から経営者の一人に採用された、女性の言葉です。

 一人で働くこととチームで働くことの大きな違いは、自分自身の扱い方かもしれません。

一人で働く時は自分自身は最大にして唯一の資源です。外部の人の力を借りることもできますが、基本、自分が活用できるものは自分の手元にあるものだけ。

一方、チームで働く時は、チーム全員の持っているものがチーム全体の資源になります。それらを最大限に活かすためには、場合によっては、他の人の強みを邪魔している自分のこだわりやプライドのような物は手放す必要があります。人を助けるため必要ならば、型どおりの思考や考え方も手放す必要が出てくるかもしれません。

今日は、チームで働き成果をあげるうえで邪魔になっている自分自身の行動や思考が無いか、考えてみる日です。