Vol.254 陳腐化した組織構造にいつまでもしばられない
本日は
#254 人の問題ではなく構造の問題
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
家族経営の四室の下宿が600室のホテルになったのである。争いはシステムの不調の現れである。組織の構造が活動の実態に合わなくなった。であれば構造のほうを変えなければならない。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
顧客への関りは人同士の関りなので、関りの内容や態様が徐々に変化していくことはあります。
顧客の具体的な欲望関心目的が、当初に想定していたものとは変化してきた、明らかになってきた、色々と事情はあります。
気づけば、部署を分けて、サービスを分けて、提供するべきことであるにもかかわらず
知らずにうちに一つの窓口で一人の人が、あまりの仕事の多さにイラっとしながら担当しており、摩擦が生じていたということもあるかもしれません。
しかしそれは、構造が適切でなくなっただけです。
担当している人の力が無いわけでもなく、仕事ぶりが悪いわけでもありません。
「構造は陳腐化するもの」という認識を持てるかどうかが、鍵になります。
人手不足であっても、人の問題にしないこと、です。
今日は陳腐化した構造や仕組みを使い続けていないか、調べてみる日です。