Vol.167 リーダーを選ぶポイント その③

本日は

#167 リーダーは真摯さを持っているか

というテーマについて考えてみます。


 真摯さ、という特徴的な言葉です。真摯さとは、どういうものか。

 真摯さを定義するのは難しいと言われるけれども、例えて言うなら、「自分の子供をその人の下で働かせたいと思うか」という基準です。

 人それぞれに色々と判断基準はあると思いますが、自分が働くのと「自分の子どもを働かせる」のとでは、判断基準が変わって来る部分があると思います。いかがでしょうか。

 自分が考えるところでいえば、やっぱり、弱みばかり見て人の強みを見ない人は、難しいなと思ってしまいます。一緒に仕事をしていても辛いですよね。弱みを見られて否定されたら、自分は我慢できたとしても、子どもだったら真に受けてしまうだろうな。

第三に、真摯さを見る。リーダー、特に強力なリーダーとは模範となるべきものである。組織内の人のうち、特に若い人たちがまねをするに値する人を選ぶ。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」