Vol.71 強みの発揮を制約する弱みとの向き合い方

MP#71 弱みへの配慮は、どうすればよいか

 

すべての面で強みだけの人は居ないので、強みを持っている一方で弱みがあるのも事実です。

強みを発揮できる一方で、それの足をひっぱる弱みが例えばあったとします。自分の場合は、論理的に物事を整理分析していくことが強みである一方で、情緒的なものへの対応が後手になったり気づかなかったりするというのが見過ごせない弱みだと認識しています。雰囲気が人当たりよく優しい、と思われるようなのですが、「もっとこういう配慮ができればいいのになぁ、足りない」と自分自身に思ってしまう気遣いの無さを感じたりもします。

この強み、この弱みを、どうしたらよいか。

弱みを強みほどに変えることは出来ませんが、仕事と機会を与えられることで乗り越えることはできます。自分には苦手なこと・力及ばないことへの自覚や、それが得られた時の効果を理解することで、その弱みを強みとして持っている人への敬意や配慮ができるようになります。それらは、実際の仕事の中で気づかされることであり、座学で学ぶようなものではありません。

弱みを強みに変えることはできませんが、その弱みへの捉え方を変えることはできます。弱みの中身を具体的に自覚し、同時に、捉え方を変えるのは、具体的な仕事場面や機会の中で可能になるものです。「その弱みをだれかがフォローしてくれるから、自分の強みも効果的に生かされる」そんな視点を常に持っていたいです。

 今日は

#71 弱みへの配慮は、どうすればよいか

というMPから、自分も考えてみました。

例えばマーシャルは、1930年代の中頃、アイゼンハワー少佐に戦略的な思考を身につけさせるため戦略部門の仕事につかせた。その結果アイゼンハワーが戦略家になれたわけではなかった。しかし、戦略に対する敬意と理解力を身につけた。こうしてチーム編成や戦術についての彼の強みに対する制約が取り除かれた。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」