#14 成果をあげるタイプ

今日の自問は
「成果をあげる人に『こういうタイプ』っていうような例はあるのだろうか?」
です

仕事ができる〇〇さんと自分を比較されて、
「〇〇さん、みたいなタイプじゃないから」と言われたら、それはそれはショックです。
そのタイプが、たとえば「どんな場面でも冗談を言って和ませられる人」だとしたら、
自分は一生、仕事ができるようにはなれないでしょう。
それくらい「~なタイプ」って嫌なものです。

「こういうタイプ」っていう物が決まっているとしたらば、やる気はなくなるし
ふてくされたくなります。
一生頑張らないかもしれません。

なので、「こういうタイプ」は存在しない!と
思いたいし、事実、やっぱりそうだと思うのです。

周りを見渡せば、自分の身の回りの仕事が出来る人は
穏やかな人もいれば熱い人もいます。性格も違うし、持っている知識も違う。社交的かそうでないかも、人それぞれ様々です。
タイプ=気質、は存在しない。

でも、共通点はあります。時間を大事にすることだったり、ぶれない軸があったり。
人それぞれですが、
「こういうタイプ」っていうような性格的な質は無くいのじゃないかな。

成果をあげることは、天賦のものでは無いということです。
冗談を言うのは苦手だけれども、持っているものを活かして成果をあげるぞ。

私が知っている成果をあげる人は、気質と能力、行動と方法、性格と知識と関心などあらゆることにおいて千差万別だった。共通点はなすべきことをなす能力だけだった。

P.F.ドラッカー 経営者の条件