Vol.445 知識の利用法は一つではない

本日は

#445 知識の利用法をいかにして改善できるか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

商業銀行のほとんどは、データ処理に関する自らの知識が、利益をあげる事業に結びつくかもしれないということをまだ理解していない。商業銀行は、情報やデータ処理なしに事業をするには大きすぎ、かつそれらの設備をもつには小さすぎるという中小企業のために、事務処理のサービスを提供できるかもしれない。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p158~

 大豆からは、工程の違いにより様々な製品が作られています。豆腐、醤油、味噌、納豆、油揚げ、厚揚げ、豆乳、きなこ、おからなど、これらはすべて大豆からできています。その利用法が様々に開発されてきた蓄積があるためです。

 知識も大豆と同じです。活用するプロセス=工程の違いによって、異なる顧客価値を生み出すことができます。

 まずは、自社にとっての大豆のようなもの=様々な顧客価値を生み出す源となる知識が何かを捉え、それを数年かけて磨きながら、活用方法を1つに限定せず考えて行くことです。

 今日は、現状とは異なる、自社の知識の活用法は何がありそうか、考えてみる日です。