Vol.437 知識分析をするときに受け容れておくこと
本日は
#437 卓越した知識は多く広いほうが良いのだろうか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
あらゆる知識において卓越することはできない。おそらくはあらゆる情報について並に知ることさえもできない
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p149~
知識分析の目的は、顧客価値の提供のために意味ある行動が何かを会社として共有し、行動の転化される状況を今後蓄積していくためです。知識は活動や行動を通して磨かれ卓越していくものです。卓越のためには、これからの時間と活動量の投下=資源投下が必要にあります。
投下できる資源には必ず限りがありますので、つまりは、全ての分野や広い分野で卓越することは不可能である、ということを予め認識できることが大切になります。
広く深くは不可能であるのに目指そうとしても、結局は、広く浅くで終わってしまい、深く卓越している他社とは差別化できません。どの分野で卓越するか、決めることが大切です。
今日は、自社が広すぎる範囲に知識を卓越させようとしていないか、確認してみる日です。