Vol.275 長期目標に向かって歩いて行く

夕焼け小焼け

本日は

#275 目先の短期的な目標ではなく長期的な目標を設定できているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

いまの医療の進歩の方向からすると、いつまでも入院患者を抱えていようとする病院は厳しい状況になると思います。こうしていまや、患者を抱え込まないことが長期的な目標でなければならないということに、関係者の全員が一致しています。でも、それ以上先へは誰も進もうとしません。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 目の前の目標は向き合いやすいけれど、長期的な大きな目標には「到底無理だ」と感じて目を背けてしまうということは、心情的に仕方のないことかもしれません。

 ですが、それでは、いずれ、目の前の目標すらも向き合えないほどに資源を消耗してしまうかもしれない。

 長期的な目標が達成される中で短期的な目標は実現されていきます。両者を一緒に考えればよい。そうすると、短期的な目標の内容も変更する必要が生まれて来ます。

 長期的な目標を掲げ、そこから逃げない、見失うことなく、しっかり歩いて行く。成果を定義して成果に責任をもつ。

変化の大きな時代だからこそ、そんな姿勢が、これから求められるのではないでしょうか。