Vol.325 動機づけの要素は報酬に限らない
本日は
#325 世の中の役に立つ仕事が人を惹きつける
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
非営利組織では、有給のスタッフさえ、世の中への貢献すなわち意義ある仕事による満足を求める。それが得られないとき、彼らは欲求不満となり疎外感をもつ。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
世代により働くことへの価値観も様々ですが、自分が関わる方々から聴く言葉として「やりがいのある仕事だと感じています」というもの。社会やお客様の役に立っている実感を、仕事を通じて得られている人たちの言葉です。
どんなに報酬が高くても、人として行ってはならないことがあります。人には、それらを自分の中で判断できる存在です。そして、より、「意義のある仕事」に関わりたいと望みます。
マネジメント側としては、仕事の内容や目的に、人が動機づけられるように、それらを意義のあるもの、価値のあるものに設計していく責任があります。人が働きがいを感じ、成果をあげられるようにする役割があります。
今日は、人を惹きつける仕事を作ることができているか、働きがいを感じられるような働きかけができているか、自分達を振り返る日です。