Vol.119 コンピューターは万能ではない

 

おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
自作した「マネジメントの問い」を当事者である自分自身に投げかけて、
事業、仕事、自分自身のマネジメントに日々取り組んでいます。


本日のテーマは

#119 コンピューターが意思決定してくれると思っていないか。コンピューターの出した答えをそのまま採用していないか

です。
さっそく自分の場合を答えて行きたいと思います。
みなさんも、考えてみてくださいね。


コンピューターを、どう使っていますか。出された答えを、そのまま自分の意思決定として使っていませんか。

 以前はこの辺りのことが良く分からず、「答えを計算で出してくれるのだからいいでしょう」と思っていましたが、考えが甘すぎますね。コンピューターは方法や選択肢をたくさん出してくれるだけだと思っています。検討事項や可能性をたくさん提示してくれます。それは過去のデータをもとに。

 ですが、私たちが向き合うのは、過去のことではなく、これからのことだし、データ上の人物ではなく個性をもった生身の人を相手にしています。

 コンピューターは、あくまでも論理的なこと、計算です。それらを使うのは人です。意思決定はやはり、人の仕事だと思わされます。なぜなら、人を相手にしているから。人の感情を相手にしているからだと思うのです。

今日は 

# コンピューターが意思決定してくれると思っていないか。コンピューターの出した答えをそのまま採用していないか

という質問から、自分も考えてみました。
今日も、よい一日になりますように。

人は聡明であり洞察力がある。応用力がある。すなわち人は、不十分な情報から、あるいは情報なしでも、全体像がどのようなものでありうるかを推し量ることができる。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」