#12 AIに勝負を挑まない
今日の自問は
「コンピューターの論理や言語で表せない情報や刺激に気づいているか?」
です。
人には視覚以外の感覚器官があります。嗅覚や聴覚、味覚など。視覚から入って来た情報を元に脳はピピピと作動して、論理的に「この場合は(過去のデータによると)こうだな」と判断するわけです。
コンピューターは計算が早い。人間の自分が勝つことはできません。
論理的な分析や分類もコンピューターの方が優れているかもしれません。
一方で、人が人だからこそ感じられることは、たくさんあります。
「その会社にある、なんとなくイイ感じの雰囲気」
なんていうものは、決してコンピューターでは測ることができません、数値化することもできません。
コンピューターの論理で表すことのできないこと、データになっていないことを
軽んじたり低くみないこと。
むしろ、データになっていないもの、数字で表すことのできないものを、大事にできるか?
意識的に取り組まないと難しいなぁと思います。
そういった情報や刺激は、匂いのように漂っているのかな、と思います。
目には見えないけれど、たしかに、かすかに、そこに在ることは感じられるもの。
「会社内の良い感じの雰囲気」が漂っている、その場に居たらばプンプン匂うかもしれない。
良い感じの理由は?何がそうさせているのか?
そこを探っていくと、大事な鍵が見つかるかもしれない。
コンピューターの情報に、自分の方が使われないぞ!
表せない物を手にしよう。