Vol.439 知識の陳腐化のリスクに備える
本日は
#439 ほかに必要な知識について考えているか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
あらゆる知識がやがては間違った知識となる。あるいは単に陳腐化する。したがって常に、「ほかにいかなる知識が必要か。何か違う知識が必要か」を問わなければならない。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p155~
知識とは「知っている」「知らない」の情報に対する認識ではなく、「できる」「できない」という能力です。つまりは、身につけるまでの人の行動の蓄積が不可欠です。
その能力も、やがては、社会のニーズを満たすことができなくなります。社会、顧客の価値観、ニーズは必ず変化していくものだからです。知識が今現在、有効であるか、効果的であるかは、ニーズに合っているかによります。したがって、両者についての確認や点検が必要になります。
なかなか点検確認ができない場合でも、常に自分に「この知識=能力は、ニーズを満たせているか。陳腐化していないか」を問いかけることはできます。足りない点を補足したり、大幅な修正が必要かもしれません。そして、新たな知識を身につけるには、それなりの時間と労力も必要です。
今日は自分の知識が陳腐化していないか問いてみる日です