Vol.438 客観的に自社の知識を見つめることの大切さ 

本日は

#438 自己満足で「特有の知識を有している」と捉えていないか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

わが社に特有の知識は何かという問いほど、マネジメントをして自らを客観的、徹底的かつ前向きに見つめさせるものはない。この問いに対する答えほど重要なものはない。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p149~

本当に「特有」なのかどうかに応えるには、適当な向き合い方では足りません。他社には無くて自社にはある、自社には無いが他社にはある、差異を見つけようとするならば、小さな違いを見落とさず、小さな点にも違いを見出せるくらいの客観的視点が必要になります。

さらには、昔は卓越していたものも、時間の経過や社会の変化とともに、際立つ差異では無くなっている可能性もあります。

自社に特有の知識が何かを明らかにするには、問いを活用して様々な視点から客観的・徹底的に自社の認識が必要です。これは繰り返しの訓練で、磨かれていきます。

今日は自社が捉えている「特有」性を、客観的に認識してみる日です。