Vol.432 自社の知識を分析する方法
本日は
#432 知識は過去の行動の蓄積の中から生まれる
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
自社の知識を把握するための知識分析の最善の方法は、自社が成功してきたものと失敗してきたものを調べることである。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p149~
われわれの知識は何かを考えるときに、そのまま「うちの会社の強みはなんだろう」と問いを立てると、そこから得られた答えでは、その後に活用ができない場合もあります。本来的に自社の強みを捉えているとは言えないからです。
自社の知識をできるだけ、客観的に認識しようとするならば、これまでの自社の仕事や成果の中にヒントを探すことです。
成功は知識から生まれている一方で、失敗したこと、うまく行っていないことには知識がありません。
強みは何か?と問うと、場合によっては、事実では無く自分達の思い込みを拾ってしまうかもしれません。
過去の結果、これまでうまく行ってきたこと(うまく行かなかったこと)を、生み出した力に、着目することです。
今日は、自社の成功と失敗を、皆で拾うための体制が社内に整っているか、準備してみる日です。