Vol.431 専門技術こそが強み、とは限らない
本日は
#431 専門技術のほかの分野について、考えているか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
いかなる企業においても、技術だけが唯一の必要な知識ではない。(中略)本当の強みは、ほかの分野、例えばアメリカのある化学品メーカーのようにマーケティングであったりする。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p148~
われわれの知識は何か?と問われた時に、専門的な技術力や知識力だと考えるかもしれません。
確かに優れた技術は持っていなければならないし、同業他社なら必ず保持しているであろうレベルの最低限の知識は必要になります。
ですが、本当の意味での「われわれの知識は何か」。差別化の源泉となっている力は何になるか、と考えると、有していることが当たり前の力ではなく、それらを活かすための周辺領域にある、行動パターンや能力かもしれません。
これだけ情報に溢れる時代です。情報量の多さや質とは別の種類の、それらを活用できる力の独自化や差別化が必要になる段階かもしれません。
今日は、自社の専門技術を活かすための能力は何か?を考えてみる日です