Vol.306 成果をあげられないのは上司が仕事をしていないから

本日は

#306　適所に適任のスタッフを配置する仕事

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

　兵士には有能な指揮官をもつ権利があるという。非営利組織のリーダーには、組織に対し、有能なスタッフを配する責任がある。

P.F.ドラッカー　「非営利組織の経営」

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　人事配置の権限を上司が持っている場合、その配置で、スタッフが成果をあげられなかった場合をどう考えるか。

　成果をあげられない当人や周りの人は、場合によっては、個人の能力の無さや力不足が最も大きな原因と捉えるかもしれません。

　ですが、仕事を組織して人を組織することは、マネジャーの仕事です。他の誰の仕事でもありません。ということは、人事配置でスタッフが成果をあげられなかった原因の一つには、

仕事が組織されていなかったこと
仕事に基いて人が組織されていなかったこと
その仕事に相応しい人を選んでいなかったこと

が考えられ、それらを考慮した後に、
当人自身のセルフマネジメントの如何を考えます。そのうえでの、マネジャーとしては人材育成の仕事を果たしていたかどうかという点になります。

　今日は、人事配置がうまくいっていない現場での現状を確認してみる日です。