Vol.278 成果を定義することの重要性

われわれの成果は何か

本日は

#278 組織の内部には成果はない。組織の外部に成果はある

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

非営利組織は成果を明らかにして初めて目標を設計することができる。そのとき初めて「なすべきことをなしているか。活動は正しいか。ニーズに応えているか」を判定することができる。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 

「価値のあることをしよう」と意図が定まっていても、成果=「誰の、人生や生活、仕事に、どのような変化が生まれること」を目指すか、を具体的に定めていなければ、その後の具体的な目標を設定することも難しくなります。

 具体的に目指す状態が明確になっていないと、仮設の選択肢である方法が「この活動は正しいのか。私たちは為されるべきことを今、なしているのか?」を自己評価し、行動を修正するのか、ブラッシュアップするのかを判断できません。

 成果は売上や利益のことではなく、お客様の元に生まれる変化を指します。

 それを基準として日頃の活動の是非を評価判断できるようなものとして、具体的に定められているかが大切になります。