Vol.345 うまく行っている人の真似が成果につながるとは限らない
本日は
#345 あの人が成功している理由は自分には当てはまらない場合がある
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
成果をあげる道は、尊敬すべき上司、成功している上司をまねることではない。(中略)指紋のように自らに固有の強みを発揮しなければ成果をあげることはできない。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
自分がもっている物を使って活かされてこそ、持続的な成果に結びつきます。自分が持っていない物は、そもそも使うことができません。
先輩や上司を真似る、というのも、ある一点では正しいのかもしれませんが、先輩と自分の持っている物がそもそも異なれば、先輩を真似ることも出来ないはずです。
自分に固有の強みを、まずは知ることです。
診断などを行うことで一定程度分かって来る部分もありますが、実際には、診断結果で同じ資質に分類される物を持っている者同士でも、全く違う人のはずです。
自分の強みを知り、それらを活かす経験を積み重ねることです。強みも、なんとなく無自覚無意識に発揮されている場合と、意識的に使っている場合とでは、実際は全く異なります。
今日は、改めて自分の資質を、よりオリジナルに整理してみる日です。