Vol.301 デキる部下からのプレッシャーは歓迎しよう
本日は
#301 下からの突き上げは有難い
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
十九世紀の終わりに大作曲家グスタフ・マーラーがウィーンに交響楽団を設立した。メンバーへの要求が厳しかったため、パトロンである皇帝が「やりすぎではないか」を下問したのに対し、彼はこう答えたという。「彼らの腕が上がって、彼らからの要求のほうが厳しいのです。」
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
「もっとよくやれないか」とプレッシャーをかけられることには、最初は驚きや抵抗感がうまれるかもしれません。
プレッシャーをかけてくる相手が、仕事ができる部下だった場合、上司からのプレッシャーとは異なる感情も生まれるかもしれません。(「え!君は、それができるの?マズイ!」という具合に)
ですが、プレッシャーをかけられない場合を想定してみると、「もっとやれないか」「もっとよくやれないか」と問われてくることは自分自身にも必要なことかもしれません。お客様から望まれているけれど、自分が未対応な現状も明らかになる可能性もあります。
部下から言われるというのは、部下はこちらが言わずとも視線を上にあげている、ということでもあります。
今日はデキる部下からのプレッシャーに、機会を見つけてみる日です。