Vol.264　ミッションと機会とリスクの関係

本日は

#264　ミッションを果たすためにはリスクを負わざるを得ないということ

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

問題は機会とリスクの関係である。検討は、リスクからではなく機会から始めるべきである。「うまく行ったら何を意味することになるか」を考え、そのあとリスクを考える。
リスクには三種類ある。負えるリスクがある。失敗しても小さな害ですみ、しかも元に戻せる。これに対し、失敗したら深刻な害をもたらし、しかも元に戻せないリスクがある。そしてもう一つ、失敗すれば害は大きいが負わざるをえないというリスクがある。

P.F.ドラッカー　「非営利組織の経営」

---

「～は～の危険が伴うため、行わない」という意思決定をする場合。

果たして、これで、よかったのか？

「ミッションに照らして考えると？」

「うまく行った時の意味することから考えると、行うことは機会なのでは？」

こう考えるとしたら、多くの意思決定の内容が変わるかもしれません。

自分のようにリスク志向の人には勇気が必要な意思決定ですが、ここは気合と想いではなく、ミッションに照らし、「負えるリスク」「負えないリスク」「負うべきリスク」「負わないことによるリスク」を落ち着いて整理して、いざ意思決定です。

今日は、リスクではなく機会から検討することを自分の軸の一つとして使い始める日です。