Vol.208 顧客層の区分の内容を具体的に考える
本日は
#208 顧客を一律に考えていないか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
公共図書館であれば、成年、少年、幼児がマーケットである。同じ建物を使い同じサービスを受け、同じ本を読んでいたとしても、マーケティングは別に行わなければならない。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
顧客といっても、性別や年齢は、様々に違います。法人の顧客も、業種や業態だけでなく、創業からどれくらい年月を経ているのか、働く人の数はどれくらいか、などで、抱える課題やニーズも様々に違います。
ペルソナ分析という手法もあるように、これらを分けて考えるのは一般的にもなされています。となれば、これらの区分を元に、自社の提供サービスを顧客ごとに工夫し違いが生まれて行くのは自然なことかもしれません。
現状で区分=セグメントを分けるにとどまらず、将来や未来=顧客が目指す方向性、でセグメントを更に分けることも可能かもしれません。
価値観が多様化しているので、5年後、10年後、どうなっていたいか?という、今の状態に限定しない基準でのセグメントの分け方もありそうです。