Vol.209 大工には大工の言葉を使う

本日は

#209 その言葉の意味は、共に働く人たちに伝わっているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

コミュニケーションを行わなければならない。(中略)ミッションや目標について話すとき、二五年前に神学校で習った用語を使っているという聖職者がいた。仕事をするのは普通のボランティアである。神学校の言葉など使えるはずがない。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 コミュニケーションが大事なことは多くの人も共感するところとしても、自分が発した言葉の意味を、受け手が、どう捉えて認識しているか。「伝わっただろうか」と気になります。

 コミュニケーションの方法についての指摘はあるけれど、「何を」伝えるか、内容についての検討や精査は、まだまだ不十分だと言われています。

 使われる言葉や表現も「何を」の中身に含まれます。

 「お茶しましょう」という時に、意味するのは、日本茶を一緒に飲むことではなく、「軽く飲み食べしながらお話ししましょう」、ということなのは一般的です。これくらいに一般化していれば、自分が伝えたい事は相手にも伝わっていますが、仕事の現場では、立場や経験によって、相手が認識できることも変わるため、物によっては、伝わっていない可能性もあります。

 相手に何が伝わっているか、伝わっていないかの確認と対応から始まるコミュニケーションがあります。