Vol.164 イノベーションは本気の人しかできない
本日は
#164 その新しいものを担当している人は、その事業を必要な仕事だと認識しているか。惚れ込んでコミットしているか
というテーマについて考えてみます。
新しいものは、うまくいくかどうかが未確定です。開発中も予期しないことが起こりますし、結果も見えない。当然、成果が生まれているわけではありません。
これを仕事として任されている人の気持ちになってみたら、どうだろうか。自発的に「いいですね!やりましょう!」と積極的に思うことができるような人でないと、モチベーションの維持が難しいかもしれません。
非常に優れた有能な人は居ないかもしれないけれど、その新しいものが組織としてミッションを実現するに必要なものと判断する人は居るはずです。
誰が担当するかで、せっかくの機会が失われることが無いように。
チャーチルのようなリーダーは滅多にいない。しかし「頼まれたこととも、やりたいこととも違う。しかし必要な仕事はこれだ」といってその仕事に取りかかってくれる人はいるはずである。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」