Vol.153 ミッションをよき意図で終わらせない

本日は

#153 自社のミッションは、組織に働く者全員が、自分が貢献する行動内容を知ることができるものになっているか

というテーマについて考えてみます。


カッコいい響きのミッションに憧れがありましたが、いつからか、「このミッションは、自分が行動に迷った時の判断軸になるだろうか?」の視点から考えるようになっています。

部下の居る人は、部下が判断や行動に迷った場面で、「このミッションは、その部下の判断や行動を助けるものになっているか」と考えることもできるかもしれません。

「Tシャツに書くことができるくらいにシンプルに」と言われていますが、シンプルでありつつ行動本位たるべきものが、ミッションです。

Be forestのミッションは「人が育つ環境を共につくる」
そのためには、なにをすべきかで、逆に何をすべきでは無いか?行動が変わって来ます。

何年か前、病院の救急治療室のミッションの検討に手を貸した。答えは簡単、しかもわかりきったものだった。それは「患者を安心させること」だった。あが、そのためには患者の容体を早く正しく把握することが必要だった。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」