Vol.117 「意思決定しない」という判断もありうる
おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
自作した「マネジメントの問い」を当事者である自分自身に投げかけて、
事業、仕事、自分自身のマネジメントに日々取り組んでいます。
本日のテーマは
#117 この意思決定は本当に必要か。何もしなくても問題は起こらないのではないか。
です。
さっそく自分の場合を答えて行きたいと思います。
みなさんも、考えてみてくださいね。
確かにこの状況は気になるけれど、放っておいても大きな問題が起こりそうもない時があります。「様子をみよう」というような状況です。
このような場合、思い切って、何かを無理やり決めて動かす必要は実際は無いわけで、もう少し切迫した状況=必要条件等が明確になっている状況になってから行われた決定の方が、成果につながる可能性は確かにあるなと感じます。決められないのは理由があるはずです。感情的なものではなく、客観的な物が見えていないのかもしれません。
今まさに、一つ新たな基準を決めようと検討中です。基準が無いことで、思わぬ時間浪費を生んでしまっていましたが、仕方のないことだと思っていました。でも、そうじゃない気がします。そうです、「決めようかと思ったけれども決められないし、、、、」と以前から検討中だったこの件は、「何も決めないと問題は、起こるよね?」と思ってはいたのでした。ですが、決められなかった。
何もしなくても問題が起こらないのなら無理して決定する必要は無いけれど、後々の問題を生むのであれば、決定した方がいい。意思決定するタイミングだったのかもしれません。
今日は
#117 この意思決定は本当に必要か。何もしなくても問題は起こらないのではないか。
という質問から、自分も考えてみました。
今日も、よい一日になりますように。
意思決定は外科手術である。システムに対する干渉でありショックのリスクを伴う。よい外科医が不幸な手術を行わないように、不要な決定を行ってはならない。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」