Vol.111 あくまでも「これは事実ではなく意見」だと捉えること
おはようございます。
「自らをマネジメントすることは常に可能である」
自作した「マネジメントの問い」を当事者である自分自身に投げかけて、
事業、仕事、自分自身のマネジメントに日々取り組んでいます。
本日のテーマは
#111 自分の意見が有効であるには、事実はどうあるべきか。仮説である自分の意見の有効性を検証するためには、自分は何を知る必要があるか
です。
さっそく自分の場合を答えて行きたいと思います。
みなさんも、考えてみてくださいね。
まず、自分が言っていることが事実ではなく、仮設としての意見だ、と捉えられると、それだけで自分の場合は行動が変わって行きます。
スタンスが変わるというか、「確かめることが必要だな」と自然と思わされるようになります。100%確かなことじゃないぞ、と思えるというか。突っ走る傾向のある人には有難い視点です。
これを踏まえて、例えば、ある備品を新しい物に購入するかどうか、「購入した方がいい」という意見に自分は立つとします。あくまでも、これは意見。事実ではありません。
では、購入した方がいい、とすると、その備品の目的は何だろう。お客様の目に留まるところにあるから、お客様の気分や気持ちに影響をあたえるものである。となると、使うのは自分達であっても目的は、お客様のためのものでもある、ということになります。となったら、真にお客様のため、になっているか?の視点から、新しいけれど同じ物を買えばいいのか、同種の別の物を買うのか、用途は同じだけれど、別の物を買うか、など、具体的な物そのものも最初に自分がイメージしていた物とは変わっているかもしれません。あれ?自分の意見、変ってる???
「有効性を検証するために知ること」の把握は、重要だな、と改めて思わされます。
今日は
#111 自分の意見が有効であるには、事実はどうあるべきか。仮説である自分の意見の有効性を検証するためには、自分は何を知る必要があるか
という質問から、自分も考えてみました。
今日も、よい一日になりますように。
まず初めに、意見をもつことを奨励しなければならない。そして意見を表明した後、事実による検証を求めなければならない。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」