Vol.76 強みを生かす時に大切な「HOW」

MP#76 「何を」説明するかだけでなく、「どんな順番で」「どんな方法で」というような「いかに」の側面を考えながら、上司に話しができているか。

 上司の強みを生かす場面となると、やはり重要な事柄に関する場面なので、「何」という説明する対象の方に視点が行きがちです。何を上司に伝えるか、何が大切か・あまり重要ではないか、時間軸で考えると?など、説明する事柄の内容は漏れることなく考慮が必要になります。

 と同時に、忘れてはならないのが、How の「いかに」の視点です。いかなる順序で提示するかが大切です。誰でも自分の強みを生かすことは弱みに関わることよりも自然にできることです。強みを生かせることの方がストレスも少ないでしょうし、モチベーションも上がります。そう考えると、順序を考慮する「いかに」は実は重要な視点です。

 自分の場合は、人との直接のやりとりや関係作りに強みがある人に対して、どちらかというとその人は得意では無い分野の話しをしなければならない場合などは、先に、その話しに関わる人のことから話しを始めることにしています。物事よりも人そのものに対して強みが発揮できるのであれば、物事よりも人を切り口にした方が伝わりやすいかな、と思って。

こちらの工夫で、話しの共有がうまく出来た場合は、とても嬉しいです。

 相手の強みを生かせると、こちらも幸せな気もちになりますね。

 今日は

#76 「何を」説明するかだけでなく、「どんな順番で」「どんな方法で」というような「いかに」の側面を考えながら、上司に話しができているか。

というMPから、自分も考えてみました。
今日もよい一日にしていきます☀ ありがとうございます☀

政治性が意味をもつ仕事において、上司の強みが政治的な手腕にあるならば、まさにその政治的な側面から最初に説明する必要がある。上司は、何についての問題であるかを容易に理解し、その強みを存分に発揮する。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」