Vol.75 自分と相手の成果のあげ方を知る
MP#75 自分は「読む人」か「聞く人」か。あの人は「読む人」か「聞く人」か。相応しくない方法で情報を提供していないか。
仕事の仕方・成果のあげ方も、広い意味では「強み」と言えます。人によっては、情報入手にも読む方法か聞く方法の違いがあり、自分には合わない方法では成果をあげることができないためです。
手元の書類を読み上げながら、それに対する相手の話す反応をとらえて情報を得ることができるとしたら、例外的な場合です。読みながら聞くことが出来る人だから。
自分は断然に、読む人です。読みながら理解を進め、同時に情報を整理して行くタイプですが、初めて聞く言葉や内容は、耳からあまり入って来ません。昔は「耳が開いてないんじゃないかしら」と思うほどに、決定的に耳から入ってこないタイプでしたが、あまりに酷いと自分で思ったので、意識して、「耳から情報を取り入れる」機会を持つようにしています。(ラジオニュースを聞くとか。)それにより、以前に比べて改善されてきましたが、やはり、目で文字を追って情報を入手できた方が、生産性は上がります。同時に情報整理も行えているからです。
自分自身と相手の、情報入手のスタイルを確立することは、その後の成果にも大きく影響します。相応しくない方法で情報を入手しても、活用しきれず時間も使い、、、と、様々な物が浪費となってしまいかねません。まずは、自分達の方法をしることから。
今日は
#75 自分は「読む人」か「聞く人」か。あの人は「読む人」か「聞く人」か。相応しくない方法で情報を提供していないか。
というMPから、自分も考えてみました。
読む人に対しては口で話しても時間の無駄である。彼らは、読んだあとでなければ聞くことができない。逆に、聞く人に分厚い報告書を渡しても紙の無駄である。耳で聴かなければ何のことか理解できない。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」