Vol.283 人的資源からどれだけ引き出すことができるか

長野県高遠の桜

本日は

#283 人材からより多くを引き出すことに全力を尽くす

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

人事の質が、組織が真剣にマネジメントされるか否かを決める。掲げるミッション、価値、目的が口先ではなく、本物で意味のあるものであるか否かを決める。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 どんな人を採用し、どんな人が異動になり、昇進するか。人事はマネジメントの姿勢を組織に示すとされるならば、これほどに印象あるメッセージを放つものは無いかもしれませんね。

 失敗をしたから、即、異動や降格とすれば、誰もチャレンジをしない組織になります。新しい変化やイノベーションは生まれにくい組織になるかもしれません。

 能力は高いけれど真摯さに欠ける人を上司に選ぶとしたら、部下も、いずれそのような仕事ぶりをするかもしれない。

 人事は肩書の側面もあるかもしれませんが、強みを生かすものであることや、弱みを克服するためのものでは無いことが、組織全体に伝わるものであってほしいです。