Vol.224 成果が得られないときの撤退のタイミング

影の美しさは偶然の美しさ

本日は

#224 戦略がうまくいかず成果が得られない時に、もう一度だけ行う

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

もう一度力を入れる。それでもだめならば、あまり薦めたくはないがさらにもう一度試みる。それでもだめならば成果の出るほかの戦略に移る。時間と資源は限られており行うべきことは多い。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

新しいものを始める時に、撤退のタイミングもイメージする。

限られた資源(時間、能力、体力など)を何にどれくらい充てるか資源配分は、一度だけの事業を行う組織でない限り、頭の片隅に置いておくことです。

「もう一度」を何度も何度も繰り返していると、それこそ、気づけば取り繕いのつぎはぎのズボンになっているかもしれません。

「もう一度だけ」取り組むのは、事前に原因の検討をしてから。

やり過ぎてダメになったのか、緩めすぎてダメになったのか。アフターサービスが良くなかったのか。

うまく行かなかった原因を考えたうえで、改善し、再び取り組む。

戦略は取り組むことが目的ではなく、成果をあげるための手段。大切なのは成果。