Vol.212 コミュニケーションを1つの方法で決め打ちしない
本日は
#212 内容や状況にふさわしい手段を選んでコミュニケーションを取れているか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
文書によるコミュニケーションと口頭によるコミュニケーションの双方が必要である。(中略)文書をもとに説明することも、質問を受けることもできる。しかし「こういうことを聞きました。私はこうすることを期待されていると考えていいですか」と、聞くことを促すことも大事である。この段階では文書よりも口頭のほうがよい。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
口頭で伝えた方が伝わりやすいものがあります。感情など情緒的なものが代表例です。
一方で、文書の方が適切に共通理解が進む場面があります。地図などを使った場所の説明や、進行表などを使ったスケジュールの進捗の確認です。
大切なことは、それらの状況や目的に相応しい手段を選んで、相手をコミュニケ―ションを取ることができるかということです。
「自分は聞く人ではないから」といって、口頭でのやりとりすべてを拒絶するのでは、伝わるものも伝わらなくなってしまうかもしれません。
内容や目的や状況から手段を考える。