Vol.162 イノベーションは昨日の延長には無い

本日は

#162 イノベーションや新しい取り組みが必要であるのに、既存のものの延長で考えていないか

というテーマについて考えてみます。


イノベーションは、新しい顧客価値の創造

それは、「今よりももっと〇〇」というものではなく、

「これは初めて」と顧客が感じる場面が多いです

となると、今までのものとは全く別の物として提供が必要になります。

それは、昨日のものとは別の物です。

とは言え、「失敗したらまずいな」と思うことが人の信条なので

攻めた手段を取らず、あまり変わらず、「失敗しても大丈夫な」変容で留めてしまうかもしれませんが

それではイノベーションは成功しません。 リスクを最小限に留める方法は保険や守りすぎではなく、小さく始める、です。

次に気をつけなければならないことは、保険のかけすぎ、守りすぎ、昨日から離れられないことである。ある日本企業が電話交換機の対米輸出に失敗した。旧来型と併用できるシステムを開発したが、アメリカの客は最新式のシステムの導入を選んだ。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」