Vol.149 次へのステージへの助走 

 
本日は 

#149 第二の人生の助走を始めているか

というテーマについて考えてみます。


 第二の人生というと、定年後の70代以降のことを思い浮かべます。まだまだ先のことで、個人的には、今から(新卒のつもりで!)頑張り始めなければならないと思っているので、考えにくいテーマではあります。正直に言うと。

 ですが、「次へのステージ、次のキャリア」と考えてみることはできそうです。
しかも、「今の続き」ではなく、まったく別の新しい業界の、ひょっとしたら新しい業種のキャリア、です。

 まったく別の新しいもの、となると、さすがに、始めて直ぐに何かが得られることは無さそうです。できないことの方が多いだろうし。となると、ある程度の準備期間が必要になりそうです。つまり、助走です。

 大切なのは、新しいものでも「所を得る」べく、自分の強みや仕事の仕方、価値観を自分で認識し活用できる状態にあること、だと思います。分かっていれば、選ぶときから失敗も減らせそうです。

 助走をしないでいきなり走り出すとどこかを痛めてしまうかもしれませんし。

歴史上初めて、人間のほうが組織よりも長命になった。そこでまったく新しい問題が生まれた。第二の人生をどうするかである。(中略)第二の人生をもつには、一つだけ条件がある。本格的に踏み切るはるか前から、助走していなければならない。

P.F.ドラッカー 「明日を支配するもの」