Vol.448 顧客について知ると行動が変わる
本日は
#448 マーケティング分析の結果を行動にどう生かすか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
マーケティング分析は、そのような家の主婦は財政的な保障に大きな関心をもち、わが家の経済状況について夫と同程度は知っていることを明らかにした。しかも彼女たちは昼間の時間が空いていた。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p165~
「主人と相談してみます」とお客様からの返答があると、購入するか否か決定するのは旦那さん、と思われがちです。
確かに、正しい場合もあるかもしれません。その場合は、旦那さんに直接お話しできる機会をもつことが必要になる、と考えるかもしれません。
ですが、マーケティング分析を詳しく行うと、この場合、夫の最終決定に関して大きな影響を与えているのが妻の存在で、実際の決定権者は妻である、という場合もあるかもしれません。その場合は、妻自身が検討できるだけの十分な情報を妻に対して提供するなど、アクションの相手方は夫ではなく妻となる、ということも考えられます。
今日は、自分が顧客と捉えている人が本当に顧客なのか、自分がとっている行動・とるべき行動は何か、今一度考えてみる日です。