Vol.277 資源投下の有効性は判断できる
本日は
#277 成果を把握することは難しくても資源投下の有意性は判断できる
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
成果は一種類ではない。直ちに得られる成果もあれば長期的な成果もある。いかなる成果があるかを正確に把握することは難しい。しかしわれわれは、「事態はよくなっているか」「成果があるところに資源を投じているか」は問わなければならない。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
成果がどれくらいあげられているのか。数字で判断することは確かに難しい場合があります。質がどれだけ向上しているか?などは、具体的な数字で判断するのは難しいです。
ですが、成果として結実することを想定して取られている行動、その行動に使われている資源、それらについての判断は、できるはずです。
「良くなっている・変化がない・悪くなっている」というような事態への評価は可能ですし、その評価を前提にすれば「資源の投下は、適切か?」を検討することができます。
成果を数字で正確に評価判断できなくても、貴重な資源の使い途がこれで良かったのか?を判断評価することはできる。