Vol.274 成果に焦点を合わせることは自分自身の貢献に焦点を合わせること
本日は
#274 成果があがらないことを顧客や誰かのせいにしない
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
できない生徒などというものは存在せず、存在しているのはできない教師だけだといっていました。ということは、教師の役割は、生徒の弱みを直すことではなく生徒の強みを引き出すことにあるということです。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
成果には顧客自身の能動的な関りが必要となるサービスを提供している場合、なかなか成果に結びつかなかったとしたら、どう考えるか。
「あの人は、やる気が無いから」などというように、原因を顧客側に見てしまったら、成果に結びつくのは更に遠のいてしまうと思います。
たしかに、最初から、顧客が求めているものを提供していない・提供できない場合もありますが、そうでないとしたらば、私たちは、成果に焦点を合わせて引き続きアクションをしていくことが必要です。
誰でも自分以外の人から「~させよう」とか「~しても無理」と、自分自身に対して強制的に扱われたり接しられたらば、自分から変わることをむしろ拒否してしまうはず。
人の変化に関わるサービスを提供している立場ならば、提供側ができることは貢献に焦点の合わせ、成果に焦点を合わせることのみ。